369meteor

Ryu

沖縄の波から意識の深海まで—これは学び、成長し、シェアし続ける私の旅の物語です。

一つひとつの波が教えてくれるのは、人生との繋がり、そして「わたし」自身へと還る道のり。

もしあなたが今ここにいるのなら、きっと同じように、内なる発見の旅路を歩んでいるのでしょう。ようこそ。

愛と光を込めて
 Ryu

すべてが崩れ去るとき、すべてが始まる

人生には、積み上げてきた「自分」というものが、音を立てて剥がれ落ちる瞬間があります。

抗うことさえできず、ただただ溺れていくしかないような絶望感。
ずっと避けてきたサーフボードを掴んだのは、その渦中にいたときでした。

かつて誰かに言われた「チャラチャラしている」という言葉に縛られ、忙しさを言い訳に見ないふりをしていた自分自身の願いに正直に、無意識のうちに自分自身で設定していた頑な壁を打ち破った瞬間でした。

最も暗く、凍えるような真冬の海。バランスさえおぼつかない私を、海はただ静かに受け入れてくれました。過去も、失敗も、心の奥底の恐れも、海は何も問いません。ただ、「今、ここに在る」ことだけを、優しく促してくれるのです。

サーフィンを通して、太陽と海が教えてくれた自然との一体感。初めて会う人とも瞬時に心を開き合える、温かな繋がりの尊さ。いつしかサーフボードの上は、私にとって、内なる自分と対話するための神聖な空間となっていきました。

 

多くの道、一つの真実

私の物語は多くの世界を巡ります。京都生まれ、沖縄と徳之島にルーツを持ち、幼少期はイタリアで過ごし、そして学びの最終章は、LAのサンタモニカカレッジで迎えました。

言葉にならない感情を解き放つ術として、いつも傍には音楽がありました。DJとしてロサンゼルスで数年間活動した経験は、音のバイブレーションが持つ力を深く理解する礎となっています。

キッチンに立てば、それは「腸内アート」を探求する時間。美しさだけでなく、身体の内側から真の輝きを生み出す食の可能性を、今も追い求めています。

10年以上にわたりWeb3の世界に身を置き、その哲学と個人のエンパワーメントという可能性に未来への希望を見出してきました。テクノロジーは、意識的な使い方次第で私たちの人生を無限に豊かにすると信じ、新しい時代の波を創造する活動に積極的に関わっています。現在はWeb3関連のスタートアップに参画し、多くの大手IT企業との協業で培う経験は、私の視野を広げ続けてくれています。

危機という名の教師

東京は、ビジネスを壮大なアートとして見せてくれましたが、同時に、最も厳しい試練と教訓も与えてくれました。10を超える事業を立ち上げ、やがて巨額の借金という現実と向き合うことに。すべてを失ったかのように思えたその危機は、しかし、私とお金の間にあったブロックを打ち砕き、真に自由な関係性を築くための、かけがえのない転機となったのです。

お金、成功、そして「安心」という名の幻想。それらが剥ぎ取られた後に残ったのは、驚くほどシンプルで、本質的な豊かさと、静かな幸福感でした。


時として最大の崩壊が最大の突破口になることを身をもって体験した、破壊と再生の壮大なアートであるビジネスを、今もなお、いえ以前にも増して愛しています。

日常を超えて

お金や成功という幻想の向こう側にある本質を探究する中で、かつては敬遠していたスピリチュアルな世界とも、深く向き合うようになりました。数年間、ヒーラーとして活動する中で見出したのは、「真の変容は、宇宙的な洞察が、地に足のついた日常の実践と出会うときに起こる」という確信です。

最も深遠な智慧は、しばしば最もシンプル。そして、本質的でパワフルな変容は、特別なことではなく、現実に根ざした日々のプラクティスの継続から生まれるのです。 この理解と体感こそが、369meteorの核となりました。神秘的なものを、実用的な知恵として日常に活かす。宇宙の法則や古代の叡智を、単なる概念としてではなく、私たちの身体を通して、現実を変容させるメソッドとして。 私たちのアプローチは、日常を超えた力を、日々の暮らしの中に丁寧に根付かせ、あなた自身の、そして人生そのものの変容を、日々進化させ続けるものです。

故郷への帰還

長年の探求の旅路を経て、魂は私を沖縄へと呼び戻しました。

自然、料理、音楽、テクノロジー、ビジネス、お金――それらは一見、異なる道のように見えて、すべてが「本質へと繋がる媒体」でした。

「地に足のついた実践と、本質への深い理解こそが、持続可能な変化を生み出す」という気づきは、369meteorが掲げる「ウェルネスの本質を生きる」という指針へと、実を結んだのです。

次に続く者たちのために


幼い頃の夢「スーパーサイヤ人になること」―それは、自身の限界を超え、未知の可能性を解放し、世界をより良い場所にするパワーへの憧れ。この純粋な想いは今も核として輝き続けています、特に娘がこの美しく複雑なこの世界を歩む姿を見る時に。

娘へ、そして次に続く世代へ伝えたいのは、あなたは、ありのままで完璧であり、あなたが思う以上の可能性を、その内に秘めているということ。たとえ今、そうは思えない状況の中にいたとしても。不完全さも、未熟さも、すべてが唯一無二のあなたの一部なのです。 人生は、他の誰のものでもない、あなた自身の壮大な冒険の物語。 誰かになろうとせず、どうか、あなた自身を生きて。 あなたにしか描けない、美しく、かけがえのない旅を、心から楽しんでほしい。

心からのその願いを叶えるためにも、まず私たち自身が、自分を生きる姿を、喜びをもって見せていきたいと思っています。

Okinawa scenery Ishigaki Island Okinawa Prefecture Kabira Bay hibiscus

すべての師、すべての波、すべての呼吸に感謝を込めて

人間関係、お金、人生の目的、健康、そして幸せとは何か。数えきれないほど格闘してきました。

そのすべての壁が、新しい世界への扉となりました。

旅は続きます。

今も学び、転んでは、以前より少しだけ多くの智慧を携えて立ち上がる。

もしあなたも、似たような道を歩んでいるのなら、知っていてください。あなたは決して、一人ではないと。

私たちは皆、自分自身へ、そしてお互いへ、本当に大切なものへと還る道を見つけようとしているのです。

波が、呼んでいます。 あなたも、飛び込む準備はできましたか?

すべての師に、すべての波に、そして、すべての呼吸に、心からの感謝を込めて。

Midsummer Sunayama beach